日本語教育
「3つの『できる』を達成する」
山幸日本語学校の教育目標は、在学中に「3つの『できる』」を達成することです。この教育目標の達成を目指す過程で、「山幸日本語学校について」のページで掲げた「自己実現」を図ることを我々教職員は全力で支援します。
① 「卒業までに日本語能力試験N2合格相当の実力を身に付けることができる。」
日本語を学ぶ目的は人によって様々です。「日本の大学院、大学、専門学校に進学したい」、「日本の企業に就職したい」、「日本人の友だちや恋人が欲しい」、「日本でお金が稼げるようになりたい」。いずれの場合も、十分な日本語能力は不可欠です。当校では、身に付けるべき日本語能力を「日本語能力試験N2合格相当」と位置付けております。進学先でも就職先でも、N2レベルの日本語能力は最低限度のものだと考えます。
② 「自らの目標達成に向け、するべきことを自ら考え、自ら動くことができる。」
一度だけならがんばれるものです。努力し続けることが出来ることも貴重な能力の1つです。この能力があれば、どの社会においても成功を収めることができるでしょう。
我々教職員は、学生から何らかのサポートを頼まれた時、最初は全てをこちらで代わりにします。しかし、「代わりにする」ことから、やり方を教えて自分でさせることに徐々に変えていきます。これは、「魚を与える」ことよりも、「魚の獲り方を教える」ほうがより自立に近づけると考えるからです。こうした指導を通じて、我々は2つ目の「できる」の達成を目指します。
③ 「日本社会に適応できる。」
日本語を勉強して日本社会で生きていくには、日本社会に適応する能力も必要です。当校では、「これをすれば、相手は喜ぶ」、「これをすると、相手の信用を失う」ことを教えていきます。これをきちんと理解して実践できる人にこそ、日本社会で多くのチャンスが与えられます。
当校では、上記の「3つの『できる』」を達成すべく、日々の授業および生活に関する指導は基本的に厳しく、時にやさしく進めてまいります。外国人留学生や在日外国人の方々を対象として、以下のコースを開講しております。また、地域にお住いの外国人の方々のために、聴講生制度も設けております。
・ 総合日本語(外国人留学生)